企業訪問をさせていただく機会が増え、
女性が働きやすい職場についてお話をお伺いする機会も増えました。
企業様からよくお聞きするのが、
「効率化をはかり、なるべく残業をなくす工夫をしている」
「休みを取りやすい環境づくりをしている」
「産休・復帰後も働きやすいい職場づくりに取り組んでいる」
…etc
ある企業様では、
「長く働いていただきたいと思い、さまざまな改革(上記のような)をしたのですが、
育休復帰後、しばらくしてやめてしまう女性職員が多いのも事実で…」と。
実際は、女性に限った話ではないと思いますが、
あえて今回は女性に絞ってお話をさせていただくと、
仕事と家庭の両立をしやすくするために、
休みが取れたり、
残業がなくなることも
大切なことだと思いますが、
もしかしたら、女性の本音はその部分だけではないのかもしれません。
「子どもが熱を出して、苦しそうにしているのに
預けて仕事にいくことに罪悪感を感じます。
そんな状態で仕事に行っても、集中できないんです…」
「たまの平日休みは、自分の時間にしたと思うんです。
でも、普段子どもと一緒にいられない分、
そんな日こそはと思って、保育園をお休みさせてるんです。
結局、自分の時間はとれず、イライラが募ってしまって…」
そんなことをお話くださる女性は、
思った以上に多くいらっしゃいます。
「効率化をはかり、なるべく残業をなくす工夫」
「休みを取りやすい環境づくりをしている」
「産休・復帰後も働きやすいい職場づくり」
このような点も大切だと思いますが、
目に見えない部分ではあるけれど、
女性の「心」の部分を少し軽くしてあげることも
大切なのかもしれませんね。